MENU

肝臓の調子が悪いと疲れたりだるくなる?

肝臓は、代謝や解毒といった私たちの生命維持に欠かすことのできない重要な役割を担っています。
しかし、寝不足や暴飲暴食といった生活習慣の乱れが続くと肝機能が低下して、さまざまな病気を引き起こしてしまいます。
特に、最近疲れがなかなか取れない、だるさがあるといった症状が続いている場合は、肝機能が低下しているのかもしれません。
一見関係のなさそうな、肝臓と疲労ですが実は深い関わりを持っています。
肝臓は多くを語らない臓器ですが、慢性的な疲労は肝臓からのSOS信号の可能性があるのです。
今回は、肝臓と疲労のつながりについて紹介いたします。

 

肝機能の低下はだるさや疲れを生む?

 

そもそも人間の体は、長い時間労働を行った時や、ストレスを感じることでどんどん疲労が蓄積されていきます。
疲労感は、慢性的な疲労状態が続くことで病気といった体の異常が起きる前に、体を休ませるための危険信号でもあります。
大抵はしっかりと休息や睡眠をとることで、疲労やだるさは軽減されていきます。

 

しかし、急速を取っていても慢性的な疲労が気になるようであれば、一時的なものではなくこれまでの生活習慣によるものである可能性が高いです。
たとえば、以前と同じ仕事を続けているだけなのに疲れやすくなった、だるいといった症状がある場合は、肝臓からのSOSという可能性が高いです。

 

肝臓が疲れてしまう原因って?

 

肝臓を疲れさせてしまうのは、ほとんどの場合日々の生活に関連するものが多いです。

 

・食べ過ぎ

 

お菓子などの甘いものをたくさん食べたり、揚げ物などの脂質が多い食べ物は肝臓に負担をかけてしまいます。
肝臓は摂取した栄養素を分解する働きを持っているため、体内に入ってきた糖質や中性脂肪を一度受け入れています。
そうして適切な成分に変形させてから全身へと運んでいるのですが、あまりにも摂取した脂質や糖質が多いと、分解が追いつかなくなって肝臓内に蓄積されていきます。
その結果、肝機能が低下してさまざまな病気を引き起こしてしまいます。

 

・アルコールの飲み過ぎ

 

肝臓は解毒の働きも担っており、アルコールのような有害物質を分解してから体外へと排出しています。
適量を超えたアルコールを毎日のように飲んでいると、肝臓にとっては大きな負担となります。

 

・運動不足と筋肉運動のやりすぎ

 

運動不足によって筋肉が少なくなり、活動量が減少すると末端からの血液の戻りが悪くなってしまいます。
その結果栄養が滞り血液が汚れることで、肝臓に負担をかけることになります。

 

また、過剰な筋トレは体内にアンモニアが増加してしまいます。
肝臓はアンモニアのような有害物質を排出しようと解毒するため、働き詰めになります。

 

・睡眠不足や精神的なストレス

 

人はストレスを感じると交感神経が緊張して、血圧が上昇します。
また、肝臓を動かすための副交感神経がうまく働かなくなり、余計に肝臓に負担をかけることになります。

 

疲れた肝臓は全身に悪影響を及ぼす?

 

こうした生活習慣の乱れによって、肝臓が疲れると全身にどのような症状が出てくるのでしょうか?
肝臓の機能が低下すると全身に必要な栄養素が行き渡らなくなって、新しい細胞を作ることが難しくなってしまいます。
すると、疲労回復に使われる栄養素が足りずに、いつまでも疲れが取れにくいなどの慢性疲労が出てきます。

 

肝臓の解毒の働きが弱まってしまっても、全身に有害物質が運ばれることであちこちの臓器に負担をかけてしまいます。
このような症状が続くことで、内蔵そのものが弱ってしまいだるさや疲労感がなかなか抜けなくなる可能性があるのです。
特に以前と体の負担が変わっていないのに、強いだるさや疲労を感じる場合は肝臓が弱っているのかもしれません。

 

過剰なアルコールや暴飲暴食は、やがて肝硬変などの重大な病気を引き起こします。
ここまで肝臓の機能が悪くなると、元の健康な肝臓に戻ることは難しくなってしまいます。
そのため、生活を見直してできるだけ肝臓に優しい習慣を取り入れましょう。
肝臓に優しい食事は、日々の健康を生みます。