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二日酔いの原因と仕組み

会社の付き合いや友人との飲み会があると、ついつい飲み過ぎてしまい、次の日に二日酔いが起こることがありますよね。
目が覚めた時の喉のカラカラや、鉛のように重い体…。
これらを我慢して次の日も仕事に向かうのは、なかなか骨が折れることです。
吐き気や頭痛などつらい症状が現れる二日酔いは、どういった仕組みで起こるのかご存じですか?
今回は、どうして二日酔いが起きるのか原因と仕組みについて紹介いたします。

 

二日酔いってどういう状態のこと?

 

お酒だけに限らず、飲食したものは体内の胃腸によって消化と吸収が行われ、血液によって全身をめぐり肝臓にまで運ばれていきます。
肝臓は取り込んだ栄養素を体に合わせた成分に分解し、変換が終わった成分をまた全身へと運んでいるのです。

 

アルコールは胃で約20%が吸収されますが、残りの80%は小腸によって吸収が行われます。
体内に吸収されたアルコールは血液によって全身をめぐり、大脳にも行き渡ります。
アルコールは大脳新皮質から脳神経の働きを抑制させ、中枢神経の麻痺の原因となるのです。
こうした神経の働きが鈍ってしまうことで、体がふらつくといった症状や、呂律が回らない状態に陥ります。

 

二日酔いは、体内にアルコールを摂取してから約8時間から14時間前後に起こる、頭痛や嘔吐、発汗といった不快な症状を伴う状態のことです。
一方お酒を飲んでいる最中に具合が悪くなることを「悪酔い」と言います。
アルコールを飲み始めてから2時間から6時間後には、頭痛や嘔吐などの不快症状が現れることが特徴です。
決定的な対策はないものの、つらい頭痛や吐き気に見舞われないためにもお酒の飲み過ぎには注意しましょう。

 

どうして二日酔いすると頭痛が起きるの?

 

胃腸で吸収されたアルコールは肝臓に運ばれていきますが、この時に血管を拡張させる働きが起こります。
特に日本酒に多く含まれている「アデノシン」は血管を拡張させる作用が強く働き、この状態が長引くことで血管内に炎症を起こして翌日頭痛の症状として現れるのです。

 

また、肝臓がアルコールを分解する過程で生成される「アセトアルデヒド」も、二日酔いの諸症状を引き起こします。
この毒性の強いアセトアルデヒドは、通常であれば肝臓にて無害な酢酸や水、二酸化炭素などに分解された後、尿などで体外に排出されています。
しかし、アルコールを飲み過ぎによって一度に分解できる量を超えてしまうと、体内にアセトアルデヒドが残ってしまいます。
毒性の強いアセトアルデヒドが血液によって全身に運ばれることで、頭痛や吐き気などの不快症状が起きるのです。

 

また、二日酔いの症状の一つである体の倦怠感は、肝臓がアルコールの分解に集中してしまうことが原因で起きます。
肝臓は分解の他、取り入れた栄養素をエネルギーに変換する働きも担っており、常に忙しく働いています。
アルコールの分解に追われると、栄養素の変換ができず体に使うエネルギーが不足してしまいます。
そうしたエネルギー不足状態が続くことで、体にだるさが出てしまうのです。

 

厄介なズキズキ頭痛にはカフェインが効く!

 

つらい二日酔いの頭痛を治すには、血管の拡張を抑えることが効果的です。
コーヒーなどに含まれているカフェインは、血管の収縮作用があるため朝目が覚めた時に二日酔いの症状を感じたら、まずはコーヒーなどでカフェインを摂ってみましょう。
飲み過ぎで胃が荒れている場合は、牛乳を入れてカフェオレにすれば、胃の粘膜を保護し荒れにくくする効果があります。

 

二日酔いの症状は、体内に残っているアセトアルデヒドが悪さをしていることで起きるため、できるだけ早く外に排出させることも有効です。
水分をたくさん飲むことももちろんですが、分解が終わっていないアルコールそのものを嘔吐することで、回復が早くなる場合もあります。
悪酔いした際に、一度吐いてしまうと体が楽になるのは、こういった仕組みによるものです。

 

つらい二日酔いは、肝臓や血管に負担をかけることによって起こります。
お酒の飲み過ぎはさまざまな症状を引き起こすので、できるだけ飲み過ぎないようにしたいですね。

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